外壁がサイディング貼りの塗り替えは?4

府中市、小金井市、調布市など多摩地区で外壁塗装、塗り替え、リフォーム工事を行っております塗装業者、有限会社 不二塗装です。

逆プライマー塗布

町の街路樹も衣替え。

すっかり秋めいてまいりました割には当社のブログ一向に更新されないとのお叱りを受けました(^_^;)

担当の私といたしましては恐縮至極。反省いたしておりますのでどうかご容赦の程を・・・

さて前回までで窯業サイディング建物の壁面シールの打ち替えが完了いたしました。

この後、しっかりとシールの硬化をまって塗装へと入る事になりますが、この際の塗料の選択により、耐久性や耐候性が大きく異なります。

アクリル樹脂、アクリルウレタン、アクリルシリコン、フッ素樹脂、またそれらの中でも一液型や、二液型。

汚染汚染防止機能を強く打ち出した物などたくさんの種類があります。

セラMレタン(1回目)塗布

更に、各メーカーがそれぞれの自社製品に製品名を付けているわけなので、ほぼ同じ機能なのに名前と製造会社が違っています。

 

そして各社が研究を重ねていくことによって改良型が生まれ「ニュー」とか「Ⅱ」とか「2」といった名前に変わっていくという事が頻繁にあります。

極端な話をいうと名前が同じでも成分が変更になったため、混ぜ合わせることが出来なくなった塗料というものも有りました。

先週買った塗料と今週買った塗料を継ぎ足して使うことが出来ないということで、これはかなり当惑します・・

どの業界でもそうなのではないかなと私は思うのですが、新製品、新開発の製品ほど使い勝手や現場でのニーズ、実地での耐久耐候性能がフィードバックされてくる数年間はそのような変更改良が多い気がいたします。

セラMレタン(2回目)塗布

あるアクリルシリコン系塗料も、高耐候、防藻、防カビをうたった材料で比較的良く使った材料だったのですが、当時ちょうど材料の改良と仕様変更が行われたばかりで有ったため、こちらの現場は従来発売以来長く利用されておりますセラMレタンという弱溶剤2液型ウレタン塗料を使用しました。

弱溶剤型のため少々塗料臭はするのですが、耐候性は定評がある材料です。

シーリング材の完全硬化を見極め、メーカーの指定処理材でああるプライマーをコーキング材に更に塗り不具合の起きないようしっかりと処理。その上からの同色上塗り二回塗りで仕上げました。

もちろん、仕上がりはキッチリと問題なく、5年程経過している今現在でもクレームはまったくございません。

当社は50年来この場所で商売をしておりますのでクレームから逃げ出すことが出来ません。

それ故、お客様の想像なさっている以上に、施工後の経過も考えて材料の選択、施工を行っています。

施工完了

どうぞご安心下さいませ。

 

 


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