大工さんと電動工具のお話し 3

東京都府中市の外壁塗装、塗り替え業者、有限会社不二塗装です。府中市はもちろん、多摩市、小平市、日野市など東京都多摩地区を中心に塗り替え、リフォーム施工を行っております。

前回から電動工具による事故、怪我のお話をしておりますが、今回もその続きとなります少し刺激が強いお話になるので、苦手な方は気を付けてお読みくださいね。
あるいはパスしても良いかもです(^_^;
これは現場での茶飲み話で大工さんがしてくれた話なんですが・・・

「こないだのこった。弟弟子から急に電話が来てよぅ・・・ちょうど今ぐらいの時間だったから次の建前の手伝いの話かと思ったら話かと思ったらそうじゃねぇって言うんだ」
「3時過ぎってことですかね」
「うんうん。えらく慌ててな、『怪我した! 助けてくれ!』って言うんだ。奴も一人親方だからよビックリしたし、冷や汗かいたわ」
「(@_@)そりゃ大変だ、病院に連れてかなきゃ!」
「俺もそう言ったんだ。『まず救急車呼べ!』ってな(^^;)」
「うんうん」
「ところが奴は『もう病院で手当てしてもらってる』って」
「それなら一安心。よかったですね。 (^o^;)あれ?じゃあなんでまた助けてくれって?」
「それよ。『じゃあなんだ? 現場の後始末か? まずは落ち着け』って言ってやった」
「パニックになっちゃったのかな?」
『そんな暇はねえんだ! 兄ぃ!』と、こうきた」
「(?_?)」
『わりいけど今から現場行って、俺の指探してくれ! まだくっつくかもしれねぇって! 俺もすぐ戻るから』

(*0*)
『わかった!まかしとけ!』って二つ返事して、奴の現場にすっとんでったさ~(^_^;)」
「ひえ~(>_<)」
「まぁ、奴も慌てて病院行ったまんまだ。辺りは暗くなってたけど床に血が垂れててたどったらどこで怪我したのかはすぐ分かった。やっぱ丸鋸だ。だけど道具や材木がいっぱいで肝心の物がみつからねぇ」
「あらら ^^;」
「そこに手に包帯ぐるぐる巻いた弟分が飛び込んできて『切り口が綺麗だから手術で付くかもしれねえって!探して一時でもはやく病院に戻る』
「(^^;)」
「で、奴が材木切ってた鋸の向きの方向を部屋の隅まで探したら、あったわ・・・おが屑の中に(>_<) 蒼くてちっこい指の先っぽが! やっこさん、ぱっと拾い上げて一目散に病院に戻ってった」
「ついたんですか?」
「ウン。間に合ったらしい(^-^)すげえな、今の病院は」
「漫画のブラック・ジャックみたいですね~(^^;)」
「奴から聞いた話だと、冬だったのが良かったらしい(^_^) 生物(なまもの)だからなぁ指も。寒~い現場にも良いこともあるってこった」

調べてみると指の接着可能時間は約4度の環境で保存されていた場合で8時間ぐらいだそうです。
真冬の奥多摩沿いに現場があったのが不幸中の幸いだったのかもしれませんね。


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