こんな雨漏りにご用心

東京都府中市の外壁塗装、塗り替え業者、有限会社不二塗装です。
八王子市、国分寺市、日野市、国立市など東京多摩地域を中心に塗り替え、リフォーム施工を行っております。
台風15号は我々の想像を遙かに上回る猛威を振るいました。
長く停電、断水が続きました千葉県はもちろんのこと、被害に遭われました地区の一日も早い日常生活の復旧を願いまして心からお見舞い申し上げます。
さて、当社のございます東京多摩地区でも、風雨による被害の御相談ございました。
多いものは雨漏り。これは以前もこちらでとりあげたことがあるかともいますが、普段の雨では漏水したことがない箇所から突然の雨漏りが起きたというもの。

ほとんどがサッシ、あるいは霧除け廻りの水切トタンの許容量を超えた風雨による一時的な逆流と思われましたが、なかには壁面のクラックからの雨水の浸入によるものではと疑わしさが残る物も少々ございました。

普段物陰になっていた排水口

また、ベランダや屋上の排水口のつまりによるものと考えられるものもございました。
2階の大屋根の雨樋など、危険が伴う作業は出来る限り避けた方がよいとは思いますが、普段から目にしやすく、手入れの簡単なベランダなどは、台風シーズン前にチェックしておきたいですね。
特に要注意なのは、ベランダの床下に部屋があるタイプのものです。
アルミ製などのあとから取り付けられたタイプのものは床面もスノコなので雨がたまる心配は少ないですし、漏れたところでスノコ下の屋外ということになりますがが、建物の構造物に直接組み込まれたベランダはちょっとやっかいです。

排水口が詰まる→水が溜まってプール状になる→台風により普段はあり得ない深さまで水が溜まって床面防水材とサッシの境界まで水が溜まる→ベランダ出入口のサッシ下端のシールが経年劣化で切れてしまっている→雨水が浸入し、1階部屋内のベランダ下壁面に水が漏れてくる。

サッシとの境界から水が入った状態

このようなことがまれにですが起こることがあります。
普段あまり使われていないベランダや、物陰に隠れているベランダの排水口。庭木や立木の多いところでは台風シーズン前に、点検と清掃は心がけておきたいですね。 


一覧ページに戻る