ライン引きあれこれ 1

東京都府中市の外壁塗装、塗り替え業者、有限会社不二塗装です。
府中市はもちろん、日野市、調布市、国分寺市など東京都多摩地区を中心に塗り替え、リフォーム施工を行っております。

 

当社は一般建築塗装がメインですが、付帯工事としてアスファルトの地面にライン引きを頼まれることがよくありました。
最近では小規模なライン引きでも請け負ってくれる業者さんも増えたようで、本格的な溶融型路面標示用塗料を使った(塗料をライン引き機械の溶解釜に入れ、180〜220℃に加熱して溶解し、路面に塗布すると自然に冷却されて固まる)工法を個人の敷地内で行っているのを見かけるようになりました。
実のところ、引き受けてもらえる業者さえあれば単価的には専門のライン引き業者さんの方が安いそうですね。

ある程度のまとまった量の発注が必要でしょうが、客観的に見ても専用の機械でササッと行ってしまうその手際、仕上がりの美しさはさすが本職・・・というか専用マシン。

反射材も入れられるとなってはちょっと勝てないかなと思います。
けれど、私が若い頃には新築のアパートの新規ラインや既存のラインの上書き補修などをかなりの数を行ったものです。
その際には、地面の計測、清掃(場合によっては洗浄作業も)から始まりチョークラインの墨出し。
墨出し線に沿って行うテーピング養生。

そして専用塗料による塗装(ローラー工法)乾燥後のテープ撤去及び清掃といった手間が必要となります。
しかもこのライン専用塗料。

溶材系であるため下地のアスファルトのタール成分を溶かしてしまう傾向があって、白いラインが塗り進めていくうちに段々とクリーム色に変わってきます。

ラインカラーには白と黄色(オレンジ)がありますが、黄色の場合もタールの影響を多少受けますしそれにやはり下地が透けてしまうので、綺麗なラインを引くためにはやはり2回塗りが必要になります。

アスファルトにはかなりの凹凸があるので使用する塗料も多くなります
それらの手間暇、材料費がライン引きの単価上昇にかかってしまうのです。
昔、外構屋さんがライン引きをする現場に別件でいたことがありました。

その頭は我々が使っている専用塗料(アトム ハードライン)を現場に用意していたのですが、ベテランの職長が

「こんなペンキじゃアスファルトと混ざって綺麗に塗れないから、俺の指定する材料を買ってきてくれ(=_=)」

と、話しているじゃありませんか!
「そんなに良い材料があるのなら是非知りたい!(^^;)」
わくわくしながら、見守っていると持って来たのは・・
一般的なアクリルエマルション。

艶消し水性塗料でした。
なるほど、これならタールが浮いてくることはないでしょう。

タールは水に溶けません。

ですが、耐久性については甚だ疑問です(^_^;
ただ、近頃ホームセンターでは水性のライン用塗料も販売されているので意外と許容範囲なのかもしれません。
DIY的には。

我々がお金をいただいて行う仕事として果たしてそれでいいのかというと甚だ疑問ではあります。


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