東京都府中市の外壁塗装、塗り替え業者、有限会社不二塗装です。
府中市はもちろん、八王子市、狛江市、町田市など東京都多摩地区を中心に塗り替え、リフォーム施工を行っております。
新学期が始まりましたが、初々しい1年生もそろそろ教室の風景になじんできたことでしょうか。おちびさん達も箒を持って掃除してるかな?
いや、低学年の教室は兄妹学級のお兄さんお姉さんが交代でやるのかな?
今の制度がどうなっているのかはよく知りませんが、学校の床と言えば木タイル張りが多いですね。
この床、古くなって表面が汚れてきたとき表面を削りクリヤーを塗り込むことによって新品同様に生まれ変わります。
もっとも工事には専用の機械が必要です。
我々が普段見かけるような手持ちのサンダーやベルトサンダーなどではとても広大な面積を綺麗かつ平滑に仕上げることは不可能であり、専用の「フロアサンダー」を所持している専門業者にお願いすることになります。
この機械、確かドイツ製だったと思いますね。

ベルトサンダーと言うよりは芝刈り機をガンダム的にパワーアップした感じの機械でした。
集塵装置が付いてはいるのですが、床の全面を研磨していくとなるとどうしても埃がすごい。
養生と掃除がたいへんで、僕は下請さんが作業を始める前は養生をしまくりますし、終わったら羽箒と掃除機で必死に清掃をしたものです。
とても腕の良い職人さんがいたのですが、残念なことに体を壊して引退してしまったため、当社では現在この床面改修の仕事を請け負ってはいません。
今は元気でやっているのでしょうか・・・年を取ってくるとこういった別れがあるのが切ないです。
埃もすごかったですが、その後に塗る二液硬化型のクリヤー。このシンナー臭もひどかった(^_^;
そのため、夏休みなどの長期の休みに行っていたのですが、この工事にもシックハウス対応が求められるようになり数値でそれを調べられる「環境測定」をパスする必要に迫られました。
新しい塗料が次々と開発されていくことになり、ついには溶材系から水性に変わったのです。
これであの強烈な匂いともおさらば。
こういったことはお役所の方がよく勉強されていて、さっそく指定材料による水性クリヤー仕上げの教室床面工事の発注があり当社が請け負うこととなりました。
「どれどれ?これが噂の水性クリヤー? ふうん。硬化剤入れて使うのか・・すごいね~。それなら環境測定余裕でパス出来るわけだ」
「強度、耐久性はまったく問題ないらしいです・・・が」
「が?」
「塗りにくいし、研ぎにくい(^_^;)」
「ははぁ・・・完全硬化に時間がかかるって奴だな」
「じっくり時間をおかないとペーパーが当てられないから次が塗れません(=_=)」
「まぁ・・・仕方ないよね(^_^;)」
「しかも・・艶が出ません(T_T)」
「そ、そうなんだ・・・でも、そりゃあ水系だし。回数を重ねればダイジョブなんでしょ(^^)?」
「(T_T)でないんですよ・・2回塗ろうと、3回塗ろうと」
「またまた(^_^;)おどかさないでよ」
「じゃあみててください。(-_-;)まず1回目」
完全硬化後、ケレン作業・・・
「2回目・・・(=_=)」
「明日が楽しみだね(^^)」
「信じてませんね・・・(-_-)」
翌日工程確認で現場につくと、さっそく昨日目の前で2回塗った教室へ脚を進めました
「(*_*)なにこれ! まったく艶がないじゃん・・・これで2回目?」
「そうなんですよ(T_T) 2回塗ってるの不二さんもみてるでしょ・・」
「え~マジか・・・(@_@)」
「だから言ったじゃないですか! (/_;)」
こんなことってあるんだ・・・目の前の床をまじまじと見て困惑してしまう僕に追い打ちを掛けるように
「この材料使うと・・必ずもめます(>_<)いつもなんです」










