分かったけど・・分からかない原因

東京都多摩地区、神奈川県南部を中心に一般住宅の外壁塗装、塗り替え、リフォーム工事を承っております、有限会社不二塗装です。

「よく分からないな~どうしてかな・・・(^_^;)」

かといって、「処置無し」というわけにもいかず。

「調べてみるか・・・」と金ベラを手近な一枚に差し入れてみたら、土のかけらがポロリ。

「あれっ?!」

とそーっと少し浮かせてみると土埃が一杯です。もしやと思って場所を変えて調べてみても一枚一枚の隙間にたくさんの土埃が詰まっていました。

この当時は見積時の写真は撮っていたのですが「工程写真」を取る事はしていなかったので、今ご覧に入れることは出来ないのですが、本当にびっちりとです。

この現場の周辺は田畑が多かったので土埃が舞うことは良く分かるのですが、通常の使用でこのように埃がたまることは考えにくいので、何らかの要因があったのだと思います。

一度塗替を行った形跡があるのでその際の縁切りが不十分だった、あるいは硬化不良などで一度張り付いた埃が流れにくい時期が有った為に「埃のダム」が出来たのかもしれません、あるいは・・??

見た目は綺麗ですが重なり部分に・・・

悔しいことに、はっきりと原因は分かりませんが、見た目には綺麗に継ぎ手が見切れているように見えます。ところがその中の部分は土埃がびっちり。

原因の方は漠然としていますが、雨漏りの理由はこれで分かります。まずその埃が毛細管現象で水を吸い上げること。そしてステートとスレートの横の継ぎ手にある縦の溝。ここから入った水が下に逃げられず逆流していく。この二つの要素が雨漏りの原因だったのです。

我々は経験的にこの重なりが塗料で食い付いてしまうと膨れたり、雨漏りの原因になると学んでいたので塗装後にこの溝をヘラで清掃したりするのですが、塗膜自体が非常に薄いこと、外観では比較的綺麗な状態なのでまんまとだまされてしまいました。

ちなみに前回の塗装は当社の施工ではありません。どうやったらこうなってしまったのか、参考までに知ることが出来たらなぁと今でも思う印象に残った現場でした。


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